初めてで戸惑う事が多い育児について、暮らし編・病気編の2編構成で分かりやすく解説。

子どもの育ちに合わせきめ細かに書かれている「暮らし編」と、からだのことがトータルにわかる「病気編」をすぐに参照できます。小児科医不足がいわれ、また身近に相談できる人が少なくなっていることも考慮して、病気編を充実。診察室で目の前にいるような親しみやすい語り口で、多様な子育てを応援します。

育児にたずさわるすべての人たちと、今後育児にかかわってほしい人たちに向けて書かれているため、母親だけでなく、父親にも、親になる可能性のある人にも、また祖父母や親戚、友人、知人のほか、保育士、幼稚園教師、ベビーシッター、子育て支援スタッフ、さらには小児科医、保健師などの方々にも、おおいにご利用いただけます。

「暮らし編」では、子どもの月齢と年齢をカレンダー式にはわけず、よりその期間に共通する特徴をつかみやすくするため、成長の質的・構造的な節目で「1カ月から3カ月のころ」や「1歳半から3歳のころ」などようにおおまかに区分した章を立ててあります。

「病気編」では、ある病気が特定の年齢にだけ起こるということは少ないことを踏まえて、子どもの月齢や年齢とは関係なく、病気別に解説。ひとつひとつの病気について、ていねいな解説が記されています。
子どもが急に病気になったとき、その症状から病気の見当をつけたり、処置法を知ったりするために、症状別ガイドも用意しました。